夫と二人暮らしで、基本的に平日は料理しています。
今は退職していますが正社員で働いていたときも平日料理をしていました。
結婚して2年、最初は「献立はこれでいいか?」「量は適切か?」「早く作らないと」と料理することがストレスでしたが、市販のものや外食ばかりでは私の身体が貧弱でダメージを受けてしまうので、それもストレスになります。
なので「心と身体に負担がなく、自分なりに納得できる食事」を求めていました。
そこで出会ったのが、ハレとケで考えて平日の料理は簡単なものにする、というものです。
副菜を作り置きして、毎日作るのは主菜とお味噌汁だけにする、というスタイルで今のところ落ち着いています。
ハレとケで分けて、平日のご飯は頑張らないことにした
平日は特に時間がなく、料理のストレスが大きいと思います。
今でこそ退職して時間はありますが、元々料理すること自体が大好きなではないですし、せっかく手に入れた大切な時間を確保するため、引き続き料理にあまり時間をかけたくありません。
そして私の夫は食べることが何よりも好きな人です。
食事にかける情熱には、毎回驚かされます。
そんな夫の食事を毎日作る、ということは当初大きなプレッシャーでした。
外食のような見栄えのする美味しい料理は作れないし、仕事後に疲れた状態では簡単な料理を作るだけで精一杯です。
そもそも私が料理をするのは、夫のためではなく、あくまで自分の体調管理のため。
夫への変な気遣いは置いておいて、「私はどうしたいか」考えました。
そんな時に出会ったのが、「ハレとケ」で献立を考える、というものでした。
見栄えのする美味しい料理は外注する感覚で外食を”ハレ”として、平日は「ムリなく簡単に栄養のあるもの」で自分の料理は全て”ケ”と意識して作るように。
そうすると、「平日料理する」こと自体は変わらないのですが、「ケの日の料理なんだから、シンプルなもので十分」と思えるようになり、気持ちの余裕が持てるようになりました。
ケの日は一汁一菜に集中して、副菜は3色の作り置きを活用
ケの日はお味噌汁とタンパク質メインの一品を作り、あとは作り置きの副菜を使うことで、無理せず続けることができるようになりました。
私は”毎日献立を考える”ことが苦手です。
なので、いくつかルールを決めました。
・白米とお米は固定
・主菜は肉か魚
・副菜は色別で複数作り置きする。
主菜は基本的に肉・魚なので茶色系になるので、副菜は”色別”で作ります。
例えば
・オレンジ:人参のマリネ
・緑:ほうれん草のお浸し、オクラのお浸し、小松菜炒め
・茶:キノコ炒め
のだいたい3色を揃えるようにしています。
足りなくなったら主菜の合間に作ったりと、とにかく簡単に作れるものにしました。
すると、一汁一菜しか作らなくても食卓に彩りが生まれて目にも満足感のあるものになりました。
調味料は少し良いものを使うようにしているので、シンプルな味付けでも美味しい、と思えるようになりました。
ハレの日の食事は、楽しむことに集中する
平日は健康的な食事をしているからこそ、外食のときは好きなものをストレスなく食べることができています。
外食は見栄えのする美味しいものが多いのですが、
・炭水化物ばかりで野菜が足りない
・揚げ物ばかり
・味が濃い
ということもあります。
なので外食は楽しむことをメインに考えて、翌日の食事で野菜を多めにする等して調整しています。
そうすることで、外食の彩や味付けの思い切りの良さをより鮮明に楽しめるようになりました。
毎日豪華な食事では、いずれそれが当たりまえになってしまいますし、食事にもメリハリがあることが必要だと思います。
自分の身体と心に合った食事を続けたい
これまで、私にとって食事はあくまで健康管理のためのものでした。
手料理をするのは「外食ばかりでは私の身体が貧弱でダメージを受けてしまうから」という消極的な理由からでした。
けれど結婚したことで、食事は身体のためでもあるけれどメンタルのためでもある、と食事を生きがいにしている夫を見て思うように。
食事の楽しさがだんだんと分かってきたからこそ、料理を嫌いになりたくはありませんでした。
ハレとケで考えて平日の料理は簡単なものにすることで、自分の身体にも心にも合った食事をできるようになり、気持ちがとても楽になりました。
料理はストレスなく簡単にできて栄養のあるものにして、外食は栄養にこだわらずに思い切り楽しんで。
自分と家族の状況を見ながら今後も試行錯誤を続けていきたいと思います。
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