ことです。
冷え性改善のためにジムに入会して、2か月経過しました。(過去記事①・②)
悩みだった週2回の習慣化は、家の近くで通いやすい環境のジムにする、やる気がなくても着替えて家を出てみる、という「ハードルを下げる」ことに加えて、「場のエネルギーを使うと楽に習慣化できる」ことに気が付きました。
例えば、夏になり家から出ることが億劫になってしまったので、夫の出勤のタイミングで一緒に家を出るようにしたところ「今日は休もうかな」と悩まずにジムに行けるようになりました。
また、ジムでは皆さん自分の世界に入って黙々とトレーニングをしているので、その「波に乗る」よう意識してみると、一人で集中しようと意識するよりも、簡単に集中できるようになりました。
この「自分だけでなく場のエネルギーを使う」という考えは、何かを始めるとき、一人では継続が不安な時にとても有効なのではないかと思いました。
自分のエネルギーだけでは、節約しても足りない時
エネルギーは体力のようなもので、人によって個人差があると思います。
いつもエネルギーが高い人は何にでも挑戦でき、楽しそうに過ごしているのをいつも眩しく感じていました。
対して私は自分のエネルギーが少ないので、何をするにもすぐに疲れてしまい、挑戦したいことがあっても休み休みでないとできません。
「鍛えればどうにかなる、疲れやすいのは怠けているからだ」と何度も挑戦してみましたが、もういい加減諦めてもいいかな、と思うような残念な結果しか得られませんでした。
自分のエネルギーが少ないなら、少ないなりに工夫するしかありません。
自分にとって快適な環境を把握する、予定に予め休みを入れて余白を作る、ハードルを下げる、といったことを工夫してきました。
ただ、これでは自分のエネルギーを節約するだけで、総量は増えません。
どうしようもないのかな、と諦めていた時に「そういえば、自分の意志力だけに頼らなくてもいい時がある」と気付きました。
それは「人や場所のエネルギーを使うこと」。
例えば、最初は緊張して身の置き所がないと感じていたジムにも慣れてきた頃、隣にトレーニングしている人がいると、一人で集中するよりも長く楽にできると気が付きました。
誰かと一緒にすることで、場のエネルギーを使えるようになる
誰かと一緒に取り組むことで、楽に取り組むことができる。
大人になってから一人で取り組むことが多かったので、すっかり忘れていました。
誰かと一緒は、その人に配慮しなければならないので疲れると思っていましたが、そうでない場合がある、と。
確かに、自分に合う人と話すことで、疲れていても元気付けられることがこれまでたくさんありました。
誰でもいいわけでも、どこでもいいわけでもない。
けれど、自分に合った人、自分に合った場からはエネルギーをもらえると思いました。
そう意識してみると、「自分が疲れない」=「自分に合うもの」と認識することができるようになりました。
それからは「自分が疲れたか」で判断して、合うものを見つけようと意識するようにしたことで、人間関係も楽になったと感じます。
例えば「親しいから毎回疲れないわけではない」と気付いたので、その場合は少し距離を置くようにしたところ、以前よりも快適な関係になった人がいます。
まとめ:自分が疲れない「場」のエネルギーを使うと楽
どれだけ鍛えても強靭な肉体という資質がなければアスリートになれないように、私のエネルギーも総量が少ないことが悩みでした。
でも、自分に合う環境ならば、その場からエネルギーを受け取って一人でするよりも楽にできると、ジムに通うことで気付きました。
そのことから、自分が「疲れない」ものが、私にエネルギーを与えてくれるものと認識することができ、日々の行動で「疲れるか」確認して自分に合うものを見つけるようになりました。
そうやって見つけた「合うもの」のエネルギーを使う工夫をすることで、自分の少ないエネルギーの消耗を抑えることができるようになったと感じます。
人のエネルギーを羨ましいと思うことは未だに多いですが、私には私のエネルギーしかありません。
なので、自分のエネルギーを節約したり、場のエネルギーを使う工夫をすることで、私なりの自分との付き合い方を今後も学んでいきたいと思いました。
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