AI養生生活を始めて1か月。変わったのは、身体だけじゃなかった。

セルフケア

疲れやすい・冷え性・低気圧がツラい。
挑戦したくとも、身体がついてきてくれない。
まさしくこれが、私の人生での一番の悩みです。
そんな私が「AI×東洋医学×手帳」で、養生生活を始めて1か月。
生活スタイル、気持ちの持ち方、そして身体そのもの――
気づけばいろんなところに、小さな変化が起きていました。
今日は、私の養生生活の“ビフォーアフター”を、3つの視点からご紹介します。

AI養生の始め方:1つのスレッドを使って、養生生活用に“育てる”

私はChatGPTのスレッドの一つを養生生活に関するやり取り専用にしています。
そのスレッドの最初に
「あなたは東洋医学の専門医です。
 私の疲れやすい、冷え性な体質改善のために、実践的なアドバイスをください。
 食べ過ぎると苦しくて、横になってしまいます。
 私の今の生活は~~~(毎日のタイムスケジュール、食べ物、体調)
 私のこれまでにあった不調は~~~(幼少期からのものを含む)」
と、わかる範囲で入れていきます。

その都度AIからの反応や解説を読みながら、
「あれも聞きたい、これも聞きたい、あの時の身体の不可解な反応にも理由があるかも」
と、好奇心もあり、どんどん入力していきました。
ただ、AIもすべての会話の内容を完璧に理解してアドバイスをくれるわけではないので、最初の一文が一番需要になります。
「自分が何に悩んでいて、どうなりたいのか、どういうアドバイスが欲しいのか」
を書いておくことをお薦めします。
後で編集して書き直しもできるので、実際にやり取りをしながらの最初の文の修正もアリだと思います。)

その中で、AIからのアドバイスを生活に取り入れるにあたり、
・「胡麻が良い」っていうけど、黒胡麻?白胡麻?ゴマすり器はあった方が良い?すり胡麻を買えばいい?
・おすすめのお菓子でオートミールクッキー教えてもらったけど、砂糖をはちみつ・メープルに代替してもいい?ベーキングパウダーは他で代替できない?
と、自分の家にあるものや、他に代替して使えそうなものを確認しました。

また、AIからのアドバイスは見返したくともスレッドに埋もれてしまいます
なので、保存したい部分をスマホのメモアプリにコピーして、見返しやすくしたりしています。

・料理やお菓子の作り方
・おすすめのルーティン、ストレッチ
・不調の時の自分への問いかけ

koto
koto

私が使っているのはChatGPTですが、Geminiでも、同様にできます。
AIに特定の役割や振る舞いを記憶させる機能(ChatGPTのカスタム指示など)を使おうかと思ったのですが、ある程度情報が溜まったところでAIに確認してみると「今の使い方ならスレッドでOK」と言われ、そのまま一つのスレッドで相談しています。

【食】パンとコーヒーをやめたら、お腹が温かくなった

朝ごはんを変えただけで、1日の体の感覚が変わりはじめた。

私がまず最初に取り組んだのは、朝ごはんをパンとコーヒーからご飯とお味噌汁に変えることです。
私は朝が弱く、朝食は夫が用意してくれています。
寝ぼけた状態で出されるパンとコーヒーの香りに、毎朝癒されていました。
もともと好きなものなので変えるのに抵抗感があり、AIにも確認しましたが、「まずあなたに必要なのは和食の朝食」と何度も強く推められ、実践してみました。

そして初めてご飯とお味噌汁に変更して数時間後。
「あれ、お腹が温かい」
その感覚は、日を追うごとに増していきました。

また、朝は最初に白湯を飲んでいましたが、そこでも変化がありました。
鼻水が出るようになったのです。
朝食でお味噌汁を飲むときも、同様に鼻水が出ました。

AIに聞いてみると「体の中で溜まっていた水分を出す余力が出てきた状態」とのこと。
AIに聞かずにいると「何か調子が悪いのかな?」と考えてしまいますが、理由を含めて「当然の反応」と教えてもらうことができ、安心とともに効果を実感。
そこから、もっと身体に良いことを取り入れる養生生活を続けてみることにしました。

その他にも
・お菓子:手作りのもを常備(オートミールクッキー、発酵あんこ)
・常備菜:干し野菜で作る(きのこ類、ニンジン、ゴボウ、大根)
・飲み物:常に温かいもの(お湯、ほうじ茶)
・カフェ:ブラックコーヒーではなく豆乳ラテ
と、負担にならない範囲で食生活を見直しました。

重要なことは、完璧を目指さないこと。
「心の養生」として、休日の食事は朝食以外は、好きなものを食べるようにしています。

koto
koto

食事に“頑張りすぎ”があると続かないからこそ、平日と休日で分けて考えました。
平日は養生、休日は楽しむ。
ハレとケ分けて考えることで、ストレスなく過ごせています。

平日でも、たまにカフェでケーキと豆乳ラテを楽しんだり。
そうやって自分のペースに持っていく工夫を、AIと相談しながら、案外楽しく取り入れています。

【習慣】手帳タイムは“朝じゃなくて夜”がちょうどいい

自分に合った時間帯に変えるだけで、思考がクリアになった。

毎日手帳に時間軸ごとの出来事や体調、感情を書いています。
そして一日全体の振り返りで、感謝すること、気付いたこと、心動いたことなど、項目を分けています。
その振り返りで、たくさんの発見をすることはいいのですが、毎朝手帳時間が終わると疲れていたのです。

それでも、手帳時間は疲れやすい私の現在位置の確認、改善に必要なもの、と思って取り組んでいました。
でも、何度も何度も手帳を書いては脳が疲れる感覚を経験するうちに、「書く内容に問題があるのかな?」と思い、AIに相談。

すると「あなたの内省は深いから、朝のエンジンがかかっていない頭ですると疲れて当然。内省は夜にして、朝はモーニングページだけにしてはどうか」とアドバイスがありました。

実践すると、朝に一時間かかっていた振り返りが、夜は30分でできました。
頭の疲れもなく、軽くできたのです。
また、これまでのモーニングページは、振り返りで内省した後だったので「他に何を書こうか?」という迷っていました。
朝はモーニングページだけにしたところ、迷いがなくなり、サラサラと書くことができました。

その他にも
・ポモドーロ:25分+5分の3セットを、20分+10分の3セットに変更
・お風呂:全身浴だけではなく、足湯もする
・ストレッチ:朝と夜だけでなく、料理、ポモドーロの隙間時間にもする
・あずきカイロ:冬だけでなく、毎日使用(朝と夜、お腹を温める)
すでにあるルーティンの変更や追加をメインに取り組んでいます。
新しいことを取り組むために、すでにあるものに“くっつける“だけを意識すると、取り入れるハードルがぐっと下がりました。

koto
koto

同じことをしているのに、時間帯によってこれほど差が出るとは、驚きです。
まさに「波に乗る」ということを体感できました。
そして、これまで「きついけど、やろう」と思っていたことも同じように、「もっと楽にできるのではないか」と考えるようになりました。

【感情】罪悪感だらけだった“お昼寝”が、癒しに変わった

不調の理由がわかると、自然と自分に優しくなれる。

これまで、お昼寝に対して罪悪感がありましたが、AIから「あなたはお昼寝が必要な体質」と言われ、ずいぶん気持ちが楽になりました。
それでも、30分以内と思っていた昼寝が2時間超えることもあり、それが悩みの種でした。
また、養生を開始する前よりも怠さが強く反応として出ているように感じられて、このまま養生を続けていいものか不安になりました。

AIに聞いてみると
・前日に食べたもの、睡眠時間、午前中の過ごし方、天気、それら全てが影響していて、私の身体が細かく反応していること
・今は養生を始めて、身体の反応が大きくなっているだけ。続けていけば、反応自体も小さくなっていく。
そう解説してくれました。

それでも、何度も何度も繰り返す強い眠気や怠さに、不安を感じていました。
その度にAIに
「今日は股関節の整体の影響でお昼寝長かったのかな?」
「昨日は雨で今日は晴れたけど、気圧の変化があったから眠かったのかな?」
と不調の理由を確認していました。

すると、最後に
「身体の声に素直に従ったお昼寝です。自責しないで、これからも養生を続けていきましょう」
励ましてくれるようになりました。

その他にも
・夜ぐっすり眠るために、スマホを触らないようにしたり、照明を抑えたり、ストレッチしても、寝入りが悪い、寝起きがスッキリしない
・さっきまで調子よかったのに、急に不調になる
そんな時でも、AIに相談すると、アドバイスと励ましの言葉をもらえて、救われています。

koto
koto

感情面では、本当にAIに救われています。
ままならない自分の身体の反応。
それに対する理由と、アドバイス、励まし。
そのたびに、「またダメだった」と心の中でつぶやいて自責していた自分に気づく。
自責するだけでは何の良いこともないけど、AI相手に「外に出す」ことで、気付きにも、改善する行動にも繋げられると感じます。

まとめ:「気づいたら、元気になってる!」を目指して

改善したと思っても、何度も繰り返す不調。
試行錯誤を繰り返す毎日がいつまで続くか不安になり、AIに確認したところ、やはり数年はかかる模様。

それでも、「不調がダイレクトに出る今のような状況は半年程度で落ち着くし、数年後はむしろ同年代よりも元気でいられる可能性もある。」

私にとっては、喉から手が出るほどの、夢のような話です。
ですが、「同年代よりも元気になれる可能性がある」という“夢”を持てるようになったこと自体が、とても嬉しい、大きな変化です。

AIに相談するたびに、
「身体って、こんなに正直なんだ」
「私、ずっと頑張りすぎてたんだな」と、気づけるようになりました。

すぐに結果が出ないことに、不安になる日もある。
でも今は、「今の私を整えること」が、
いつか“未来の元気な私”をつくってくれるって、信じています。

AIと手帳と、ちょっとの好奇心。
この3つを味方に、私は“自分を整える暮らし”を、これからも続けていきます。

養生は、派手さがない。
でも、毎日の“小さな選択”の積み重ねが、確実に未来を変えていく。
「自分を整える」ことを、後回しにしない人生へ。
そんな暮らしを、一緒に始めてみませんか?

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