ことです。
性格について学んだので、紹介させてください。
昔から、性格を変えようと試行錯誤していました。
明るく、疲れず、みんなと楽しく過ごせるような人になりたいと思っていました。
でも、現実の私は変わらずそのまま。変えたい、と意識して、また疲れて。繰り返していました。
マザーテレサの言葉に出会って、私は「性格」を変えようと思っていたけど、性格ではなく「言葉と行動」を変えないと、性格は変わらないんだと知りました。
性格を変えるのは難しい
性格を変えようと思っても、なかなか変わらないことは実感していました。
研究でも、性格は遺伝が50%、非家庭因子(家庭以外の環境)が40%とのことです。
つまり、大人になってアプローチできるのは10%と、なんと少ないのでしょう。
ただ、ここで悲観してはいけないのは、みんな持っているものにフォーカスすると生きやすい、ということです。
自信がある人を見ると羨ましくなりますが、自信があると反省しないので同じ失敗を繰り返したりします。
逆に、自信がないと、失敗しないように事前に準備をするように行動します。
このように、物事は表裏一体で、生まれ持った性格に良い・悪いはないのです。
なので「自分が持っているもの」を知って、どう付き合っていくかが大切になります。
余談ですが、子育てにおいて、お母さんと赤ちゃんの関わりの大切さについて言及されることがありますが、それも10%の中のことなので、子どもが思うように育たないことを「子育て失敗」として、お母さんを責める風潮はなんとかならないものかと個人的に感じています。
マザーテレサの言葉「思考に気を付けなさい。それはいつか運命になるから」
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
マザーテレサの言葉です。
「思考→言葉→行動→習慣→性格→運命」になる、というもの。
性格が変われば、言葉と行動が変わるわけではありません。
言葉と行動が変わるから、性格が変わるのです。
その前に思考がありますが、自分の思考を捉えることは難しいので、まずは「言葉と行動」に注視していこう、ということです。
ネガティブな言葉と感情に注意して、逆の言葉にしてみよう
さて、自分が普段使っている言葉と行動についてです。
そのなかで、自分でも「また考えちゃった」「また言っちゃった」「またやっちゃった」と改めたいのに繰り返してしまうネガティブなものはないでしょうか。
例えば、「でも、だって、どうせ」という言葉であったり、「イライラして怒った」という行動であったり。
自分がよく繰り返すパターンがあると思うので、それを逆のものに置き換えてみるのです。
難しいですよね。
ですが、ネガティブだな、と感じてそれをポジティブに変換してみようとすると、ずっとネガティブなままではいられないのです。
それくらい、言葉の威力は強力なので、試してみることをおすすめします。
ネガティブなのは、今に集中せずに過去と未来を考えてしまうから
ネガティブってどこからくるんでしょうか?
・私は昔からこれができない
・未来の私はこうありたいのに、いまはそうじゃない
という、過去と未来の思考から、ネガティブになることが多いと思います。
人と比べてネガティブになるのも、過去の自分の行動が原因で、その人と同じようにできなかったり、同じような環境を得ていなかったりするからではないでしょうか。
つまり、現在を生きていないからネガティブになってしまうのです。
過去と未来との比較は置いておいて、今日、今に集中する。
没頭できることをしている時、ネガティブにはなりません。
今に集中せずに過去と未来を考えてしまうから、ネガティブになる。
ということは、没頭できる一人の時間を持つことが心の平穏をもたらすのです。
まとめ:捉え方で運命は変わる
毎日、今に集中して自分のしたいことに没頭できたら、幸せだと思いませんか?
過去と未来は一旦置いておいて、今、自分がしたいと思うことを優先する。没頭する。
今、悩みがあるならその悩みを解決する方法を明確にして、行動する。
そのためには、自分のコントロールできることを把握する必要があります。
自分がコントロールできないことまでコントロールしようと欲張ってはいけません。
他人の気持ちが最たる例だと思います。
そのうえで、今を生きることに集中すること。
同じ出来事が起きても「できなかった」と悔やみながら生きるのか、「できるようになりたい」とそのための行動に没頭しながら生きるのか。
このように「捉え方」で、言葉と行動が変わり、次第に性格が変わり、いつか運命が変わる。
全ては、自分の捉え方次第だと学びました。
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