【自己理解】ミニマリスト夫に学ぶ、モノの購入基準は「イメージできるか」

暮らし

結婚して2年、無自覚ミニマリストの夫との生活のために購入したモノは家具を含め最小限で、その後もなるべくモノを増やさないように生活してきました。
SNSのミニマリストに憧れてモノを減らす努力をしていましたが、結婚してミニマリストと一緒に暮らすようになり、モノとの付き合い方やその購入基準を間近で観察できるように。
そこで学んだことは、「自分が使っている姿を具体的にイメージできるかどうか」を考えることで、今の自分が心地よく暮らせるようにしている、ということでした。

ミニマリストな夫は自分の持ち物をすべて把握している

ミニマリストな夫の私物はキャリーケース2つに収まる量です。
そんな夫は、自分が所有しているモノが何でどこにあるのか把握しています。

ある時、自分が何を何個持っているか把握しているかと聞いたところ、「もちろん把握しているし、逆に自分の把握していないモノがあると不快」と回答されました。
私は自分が持っているものは何となく把握しているつもりですが、夫ほどに種類や数量を詳細に把握しておらず、「こんなのあった」というものもゼロではありません。
私にとって「こんなのあった」はたいてい「あったら便利」で購入したモノや「一旦保留」で捨てられなかったモノなので、夫はそういったモノはその場で処分するようにしているようです。
なので、まだ使えるキレイなモノでも「今の自分には必要ない」と判断すると捨ててしまいます

モノを買う基準は「今使用している姿をイメージできるかどうか」

一緒に買い物に行くと、私はついつい「便利そう」「あったらいいな」なモノに目を奪われてしまいます。
特に家庭内で使用するモノでそう思った時には、夫に購入しない?と聞いてみます。
すると、「いいね」と言われて購入することもありますが、大体は「イメージできない」と言われ購入しないことが多いです。

最初は「イメージできない」ってどういうこと?と思っていましたが、
・どういう状況で
・どういうふうに使用するのか
・その時の満足度はどうか
・保管するスペースはあるか、生活を圧迫しないか
・処分は容易か
というようなことを考え、「そもそも今、使用している具体的な姿をイメージできなければ不要」と判断しているようです。

イメージできたら、必要でないモノでも買う

そんな夫ですが、何も買わないわけではありません。むしろ必要なモノは最小限にして、好きでイメージできたモノであれば生活に必要のないモノでも購入します。
例えば、古物屋さんで見つけた可愛らしい子ども用のイス。大人二人暮らしに、「子どもイス」は不要です。
でも、あるとなんだかわくわくするし、玄関に置くと靴を履くときや荷物の一時置きに良いし、そのイメージができる、というのが購入基準です。

その他にも、服が好きなので気に入った服があればわりと購入しますが、「自分が気持ちよく管理できる量」を超えると処分する、というようなことを自然と行っています。
なのでイメージできて気に入っても、あくまでも自分の心地よさが最優先なので部屋がモノであふれることがないように調整しているようです。

モノにこだわらず、自分が今を心地よく過ごすことが最優先

「今の自分が心地よいと思う暮らし」の実現、それは誰しも実現したいものだと思います。
そのためには、あったら便利、もったいない、という考えではなく「今の自分を知ること」が必要です。

今の自分はどういう人間か、何が必要で、何が好きか、どうありたいのか。

私がミニマリストに憧れていても、思い切ってミニマムにできていなかった一番の原因は、「今の自分にフォーカスすること」ができていなかったからだと知りました。
モノにこだわらず、縛られず、適切に付き合っていくことで、自分の心地よい暮らしの実現のための手段として、ミニマリスト思考を今後も学んでいきたいと感じています。

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