新年の立派な目標だけ立てて、いつの間にか忘れている、何も行動できていない。
そんなことを繰り返してきた私が今、目標を目標で終わらせないために実践している時間割の活用を紹介します。
まずは頭の中の「モヤモヤ」「したいこと」等をなんでも書きだした後、タスクを短期と長期に分けます。
ここで注意が必要なのは、いつの間にか忘れてしまいがちな長期的なタスクです。
長期で習慣化したいタスクは、一日を複数のコマに分けて、細分化して整理したタスクを当てはめる。
実行、修正、実行の繰り返しで、習慣化して楽に実行できるようにする。そして見直し、繰り返します。
頭の中を断捨離して、思考できる容量を確保しよう
「モヤモヤする」「あれがしたい」と頭に浮かんだ時、そのままにしていませんか?
悩みがある時に頭の中で考えているだけでは、同じことを繰り返し考えてしまい、悩みは解決せずに時間が経過し、疲労だけが残る。
そんな残念な時間をたくさん繰り返してきました。
どうにかできないものかと、試行錯誤した私が今まさに実践しているのが、まずは頭の中を見える化する、というものです。
書き出すときは紙とペンを持って、1ページ1テーマで頭に浮かんだことをどんどん書いていきます。
私は几帳面な性格ではないですし、体裁を気にして時間をかけてしまうことを避けるために、雑で見栄えが悪くても、自分が読める程度の文字で書き出すことを意識しています。
書き方としては、1ページの左上に「モヤモヤする」など、書き出したいテーマを書き、下線を引きます。
後は、その下に箇条書きで思いついたことをスピード勝負でどんどん書いていきます。
書き出したことを深堀して、行動に落とし込む
1ページ1テーマで箇条書きで書き出したことを、今度はさらにその箇条書きしたものを1ページ1テーマでどんどん書き出していきます。
すると、自分の気持ちの整理や、どう行動すればよいかが徐々に見えてくるため、結論を丸で囲むなどします。
その後、行動に起こすべきと感じたものは結論部分を「いつ、どう行動するか」を考えます。
行動するものとして書き出したものをよく見ると、長期的で習慣化が必要なものと、短期的で1回の行動で済むものに分けることができると思います。
例えば
長期:「起業で安定した収入を得たい」「ジムに通い、理想の体型に近づきたい」
短期」「〇〇の支払いをする」「〇〇に申し込む」
といったものです。
短期的なものは「〇月〇日にする」とスケジュール帳に書き込んで、あとは考えずに行動するようにしていますが、問題は長期的かつ習慣化しなければいけないものです。
習慣化したいものは1コマ90分の時間割に落とし込む
例えば「起業する」を目標として何かに取り組むにしても、1コマ90分なんて集中力が続かないと不安になると思います。
人間の集中力はそんなに長くは続かないので、90分をさらに3つに分けて、25分集中、5分休憩を3回繰り返します。
その後30分ほど休憩し、また90分、と繰り返していきます。
あとは90分ですること、30分ですることのリストを作成し、それを時間割に組み込んでいきます。
私の場合は「起業の準備」に90分、「ジムに行って帰ってくる」で90分と大きなくくりで1コマを分けて、その中で90分を「ブログの構成に30分、アウトプットに30分、見直しに30分」と分けています。
そして一日を家事を除く5コマに分けて時間割を作成しています。
重要なのは、いつ・何をするかを予め決めておく、6割できれば良い、ということです。
「今から何しよう?」と考えるとそこで思考力を使ってしまいますし、開始も遅くなってしまいます。
また、時間割を決めていても急な予定が入ったり、体調や気分が優れずに実行できなかったり、とできないことももちろんあります。
失敗して当然、自分に合った時間割に改善すればいい
私は疲れやすく、低気圧や寒い等の気象条件や周囲の環境(とくに音)が合わないと特に調子が悪くなってしまいます。
これまでは「予定通りに行動できない自分はダメだ」と責めてばかりだったのですが、それだと疲弊するだけで良いことはありませんでした。
なので「調子悪い時は無理せず休む」と決めておきます。できない自分を責めて疲弊して、それを繰り返すことを止めることで、早めに回復することができるようになりました。
また、調子が悪くて集中できない、というようなときは、「横になっていても情報収集はできる」というようなハードルが低くてもできることをするように心がけています。
あとは天気や自分の身体・心の状態を記録することで自分の特性(低気圧、寒さ、音に弱い)を事前に把握することができ、その中でできることを時間割に組み込めるようになってきました。
まだまだ試行錯誤で時間割を作っていますが、時間を浪費する感覚から解放されて、疲れを感じることがずいぶん減り楽になりました。
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